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2006/12/12

<六甲山遭難>男性24日ぶり救助 焼き肉たれで飢えしのぎ

神戸市の六甲山中で10月に行方不明になり、24日ぶりに救助された兵庫県西宮市職員、打越三敬さん(35)が上司に「焼き肉のたれを口にしながら、ペットボトルの水などを飲んで飢えをしのいだ」などと生還までの状況を説明した。

発見時は意識もうろうの状態で、現在も入院中だが、順調に回復しているという。

[ 2006年12月12日10時56分 ] (毎日新聞)

焼肉のタレは栄養満点!


焼き肉のタレで助かった!…六甲山で遭難3週間 (スポーツ報知)
 焼き肉のタレが命綱?。10月7日に兵庫県の六甲山で行方不明になり、約3週間後に発見された西宮市職員、打越三敬(みつたか)さん(35)=西宮市上之町=が家族に対して「焼き肉のタレと水で生き延びた」と話していることが11日、分かった。打越さんは六甲山頂でバーベキュー大会後、一人で下山している途中で転落したという。
 
かばんに入っていた「焼き肉のタレ」が、生死を分けた。
 
打越さんは10月7日、神戸市灘区の六甲山頂で西宮市役所の同僚ら15人とバーベキューを行った。終了後、六甲ケーブル・六甲山上駅で「切符をなくしたが、お金がないから歩いて下りる」と同僚に別れを告げ、一人だけ徒歩で下山。その後、行方不明となった。
 
バーベキュー施設などを統括する「六甲カンツリーハウス」によると、ケーブルカー沿いにある一般道を通ると、通常は2時間ほどで下山できるという。打越さんは下山ルートを探している途中で、足を滑らせて転落、骨盤を骨折。その後、足に凍傷を負うなどして動けなくなってしまった。
 
31日に通りかかった登山客が、山中の砂防ダムの堤防内に倒れている打越さんを発見。すぐに神戸市内の病院へ搬送されたが、意識不明の状態が続いていた。
 
関係者によると、打越さんらはバーベキュー用に大手メーカーの焼き肉のタレを5、6本持っていっていたという。打越さんは転落して動けなくなった場所で、救助を待ちながら、かばんに残っていた焼き肉のタレと、ペットボトルの水を飲んで、約3週間をしのいだ。タレは大部分使っており、転落時は1つの瓶に半分ほどしか残っていなかったという。
 
発見時には呼びかけにも応じられないほど衰弱していたが、救助から1週間後には医師や、家族の問いかけに反応。現在も病院で療養中だが、普通に会話ができるまで回復しているという。
 

◆砂糖にエネルギー、しょうゆに塩分も
 ○…「焼肉のタレ」のテレビCMなどで知られるエバラ食品(横浜市)によると、「タレには砂糖が入っていますので、それがエネルギーに代わるものかと思います。ほかにもしょうゆなどの塩分も入っています」と説明。生きていくために必要な水分と、エネルギー補給が、極限状態での生命維持につながったようで、同社では「我々としましても、一命をとりとめられたことが何よりも幸いなこと」と、喜んでいる。
[ 2006年12月12日8時00分 ]  (スポーツ報知)

年齢からしてまだまだ体力があったんでしょう。助かってよかったね。

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