間違ったバスに乗ったまま行方が分からなくっていたタイの女性(76)が、25年ぶりに家族との再会を果たした。関係当局などが6日に明らかにした。
現地紙によると、イスラム教徒であるこの女性は25年前、マレーシアでタイ南部ナラチワット行きのバスに乗ったつもりで別のバスに乗車。目的地から1200キロも北に離れた場所に到着してしまい、そこから南を目指して乗ったバスで、さらに700キロ北に行ってしまったという。
女性はタイ語の会話や読み書きができず、路上生活などを経て、1987年に近くのホームレス施設に入れられていた。
今回の家族との再会は、同施設に働きに来ていたナラチワット出身の学生3人が女性に話しかけたことがきっかけ。同施設の関係者はロイターに対し「イスラム教徒の格好をした学生らが彼女を訪ねて会話し始めたのを見て、彼女が話せることが分かったのです」と述べた。
[バンコク 6日 ロイター]
バスを乗り間違えて25年とは!この人、人生の三分の一が迷子ですか。
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